![]() レイシ胞子油脂肪乳剤、その品質管理方法および薬物調整への応用方法
专利摘要:
活性成分が明らかで、生理活性の強いレイシ胞子油脂肪乳剤、その品質管理方法、及び、その薬物調整への応用方法を提供する。本発明のレイシ胞子油脂肪乳剤の成分は、レイシ胞子油が2〜25%、乳化剤が0.5〜10%、等張剤が0.2〜5%、残りは水であり、最終のpH値は6〜9である。その品質管理方法は、製剤中の1,2−オレイン酸−3−パルミチン酸トリグリセリドとトリオレイン酸グリセリンの含有量を正確に測定し、製剤中のエルゴステロールの含有量を正確に測定する。そして、標準指紋譜を利用してクロマトグラムの全体的特長様相から製品の品質を把握する。レイシ胞子油脂肪乳剤は、優れた生理活性を有し、腫瘍の治療や、身体の免疫力向上に利用される。特に動脈および静脈注射に最適であり、直接人体の血液に入るので効果の発生が速やかで、ほぼ完全に吸収でき、安全性が高い。なし 公开号:JP2011513208A 申请号:JP2010547022 申请日:2008-02-26 公开日:2011-04-28 发明作者:ファファン ゲ;アイソウ ザン;ゾウゼン ジャン;ルンファ ゼン;ウェンジュン チェン;ルリン チェン;ゲンハイ メン;チンシュイ ライ 申请人:グァンツォウ ハンファン ナチュラル メディスン リサーチ アンド ディベロップメント カンパニー リミテッドGuangzhou Hanfang Natural Medicine Research & Development Co., LTD.; IPC主号:A61K36-07
专利说明:
[0001] 本発明は、レイシ胞子油技術に関し、詳しくは、レイシ胞子油脂肪乳剤、その品質管理方法および薬物調整への応用方法に関する。] 背景技術 [0002] 1980年代から始めて、日本ではレイシに対する抗腫瘍関係の基礎研究を行い、1990年代には、アメリカや日本などの国ではレイシを臨床上に応用して、癌やAIDS(エイズ)治療に使用するようになり、国際学者らの幅広い注目を受けるようになった。レイシはサルノコシカケ科(Polyporaceae)レイシ属(Ganoderma)の真菌赤レイシ(G.lucidum.karst)と紫レイシ(G.japonicumLloyd)との総称で、『神農本草経』によって高級品と呼ばれている。レイシ胞子(Ganoderma lucidiumspore)はレイシの生長成熟期にレイシの傘から射出される極めて細小な胞子で、レイシの生殖細胞であり、レイシの全ての遺伝活性物質を含有するので、その薬用価値も日に日に重要視されるようになっている。レイシ胞子の化学成分はかなり繁雑で、脂肪酸類や、ステロール類、トリテルペノイド類、アルカロイド類、ラクトン類、タンパク質とアミノ酸類、糖ペプチド類、ビタミン類、カロチン、及び無機イオン類などを含んでいる。近代薬理学研究によると、レイシ胞子油はレイシ胞子抗腫瘍の主力であるということである。本研究グループによるレイシ胞子油に対する研究とテスト分析の結果、レイシ胞子油の成分は、主にレイシ胞子油脂類や、脂肪酸類、レイシ酸類及びエルゴステロール類などの多種の成分によって構成されるということが明らかにされた。] [0003] 目下、レイシ胞子油を主な成分とするレイシ胞子油カプセルがすでに市場にて販売されているが、腫瘍抑制と予防、腫瘍手術後の回復、免疫力増強などに適用している。しかし、これは内服剤で、服用後胃腸に吸収されて役割を果たし、直接人体の血液に入ることはできない。レイシ胞子油は非水溶性のもので、一般注射剤に調製するには大変難しい。この問題はレイシ胞子油脂肪乳剤を調製することによって解決することができた。本出願者より従来出願された「レイシ胞子油脂肪乳剤」を名称とする特許番号ZL200410051661.3の中国特許(特許文献1)がちょうどこの問題を解決した。また、特許番号200510068335.8、「レイシ胞子油静脈乳注射液及びその調製方法」を名称とする中国特許(特許文献2)にもレイシ胞子油静脈乳注射液が公開された。しかし、この2種の特許に公開されたレイシ胞子油脂肪乳剤は、いずれも脂肪油又は注射用油が含まれており、プロセスが繁雑で、活性成分が明らかでなく、注射用レイシ胞子油の精製プロセスと脂肪乳の化学成分及び品質制御方法に対する更なる説明などがない欠点がある。] [0004] レイシ胞子関係の製品は益々多くなっており、例えば、レイシ胞子油、レイシ胞子及びそれらの製剤にはレイシ胞子油カプセル、レイシ胞子油脂肪乳注射剤、レイシ胞子油脂肪乳内服剤、レイシ胞子カプセル、レイシ胞子錠、レイシ胞子パウダー剤などが含まれるが、真偽が見分け難く、品質の優劣も判断し難い。レイシ胞子油の品質制御方法はすでに幾つかの文献によって報道されており、本出願人も幾つかのレイシ胞子油の品質管理方法に関する特許を出願した。しかし、レイシ油脂肪乳剤の品質管理方法に関する報告はまだなかった。] 先行技術 [0005] 中国特許ZL200410051661.3 中国特許200510068335.8] 発明が解決しようとする課題 [0006] 本発明の目的は、既存のレイシ胞子油脂肪乳剤に存在する欠点を克服し、活性成分が明らかで、生理活性の強いレイシ胞子油脂肪乳剤を提供することである。] [0007] 本発明のもう一つの目的は、上記レイシ胞子油脂肪乳剤製品の品質管理方法を提供することである。 本発明の更なる目的は、上記レイシ胞子油脂肪乳剤の腫瘍の治療や、免疫力向上、放射線、化学療法の薬物毒性低減に使われる薬物調製への応用方法を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0008] 上記目的を実現するために、本発明のレイシ胞子油脂肪乳剤は、重量パーセント2〜25%の精製レイシ胞子油と、重量パーセント0.5〜10%の乳化剤と、重量パーセント0.2〜5%の等張剤と、残りの重量パーセントの水とから構成され、最終pH値が6〜9に調製される。] [0009] 上記レイシ胞子油脂肪乳剤において、前記レイシ胞子油は、好ましくは精製されたレイシ胞子油を使用する。その精製方法は、レイシ胞子油を遠心分離して水分を除去し、レイシ胞子油重量の0.5〜10%を占める吸着剤を入れて均一に攪拌してから、40〜70℃に加熱し、20〜40分間保温し、遠心分離および精細ろ過することによって、精製胞子油が得られる。前記吸着剤は活性炭、シリカゲル、中性酸化アルミ、珪藻土、白土のうちの一種又は数種の混合物である。] [0010] 上記レイシ胞子油脂肪乳剤において、前記乳化剤は、好ましくは大豆レシチン、卵黄レシチン、プルロニック、ポリグリセリンパルミチン酸ジオール、アルギン酸塩のうちの一種又は数種の混合物であり、最適は卵黄レシチン又は大豆レシチンである。] [0011] 上記レイシ胞子油脂肪乳剤において、前記等張剤は、好ましくはグリセリン、ブドウ糖、キシリトール、麦芽糖、ソルビトールのうちの一種又は数種の混合物であり、最適にはグリセリンである。等張剤の役割は製剤の浸透圧を人体の生理浸透圧に接近させることである。] [0012] 上記レイシ胞子油脂肪乳剤の第1種の品質管理方法において、高速液体クロマトグラフィで製品中の1,2−オレイン酸−3−パルミチン酸トリグリセリド又はトリオレイン酸グリセリンの含有量を測定し、レイシ胞子油脂肪乳剤1g当たり、2mg〜62.5mgの1,2−オレイン酸−3−パルミチン酸トリグリセリド又は1.6mg〜50.0mgのトリオレイン酸グリセリンが含まれることを検査する。] [0013] 前記高速液体クロマトグラフィは次のクロマトグラフィ条件に従う。オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、アセトニトリル、イソプロパノール、ジクロロメタンのうちの二種又は三種の溶剤を任意の比率で混合した2元又は3元の混合液を流動相とし、流動相の流速は0.5〜2.0mL/minとし、蒸発光散乱検出器(ELSD)又は示差屈折率検出器で測定する。1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリド又はトリオレイン酸グリセリンのピーク値によって算出される理論プレート数は、いずれも2000以上で、クロマトグラフィカラムの温度は10〜50℃とする。] [0014] 上記レイシ胞子油脂肪乳剤の第2種の品質管理方法において、高速液体クロマトグラフィで製品中のエルゴステロールの含有量を測定し、レイシ胞子油脂肪乳剤1g当たり、0.04mg〜7.5mgのエルゴステロールが含まれることを検査する。エルゴステロール類は菌類植物中の特有成分で、レイシ胞子油は今まで知られている唯一の菌類植物油なので、エルゴステロールはレイシ胞子油と区分するその他植物油特徴成分として使用する。] [0015] 前記クロマトグラフィの条件:オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、メタノール、エタノール、アセトニトリル、メタノール水溶液、エタノール水溶液又はアセトニトリル水溶液を流動相にするか、或いはメタノール、エタノール、アセトニトリルと水の3元又は4元の混合液を流動相にするか、若しくはテトラヒドロフランと水の体積比75:25混合液を流動相にし、測定波長は280±2nmとし、エルゴステロールのピーク値によって算出される理論プレート数は、2000以上である。] [0016] 上記レイシ胞子油脂肪乳剤の第3種の品質管理方法において、高速液体クロマトグラフィを使って、数ロットのレイシ胞子油脂肪乳剤のクロマトグラムを比較することによって、共有の特徴ピークで構成されるレイシ胞子油脂肪乳剤の標準指紋図譜を作成する。 前記高速液体クロマトグラフィの条件は、好ましくはオクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、流動相はアセトニトリルとイソプロパノールの体積比53:47の混合液であり、参照物としてトリオレイン酸グリセリンを対照品として蒸発光散乱検出器(ELSD)で測定する。] [0017] 前記レイシ胞子油脂肪乳剤の指紋図譜には、合計15のピークがあり、その中で、総ピーク面積の5%を超える4個の指紋ピークについて、トリオレイン酸グリセリンのクロマトグラムピークの相対保留時間を1としてその他のクロマトグラムピークの相対保留時間を算出するとともに、相対ピーク面積を計算する。上記4個の指紋ピークはそれぞれ、9号ピークの平均相対保留時間RTは0.778で、相対ピーク面積範囲は9.54〜15.36%であり、10号ピークの平均相対保留時間RTは0.832で、相対ピーク面積範囲は5.76〜9.43%であり、11号ピークの平均相対保留時間RTは1.000で、相対ピーク面積範囲は22.29〜27.80%であり、12号ピークの平均相対保留時間RTは1.075で、相対ピーク面積範囲は26.82〜37.76%である。] [0018] 本発明の前記レイシ胞子油のpH値は、調製中水酸化ナトリウム又はリン酸塩緩衝溶液で調節することができ、最終のpH値は6〜9とする。] [0019] 前記レイシ胞子油のその他通常品質指標は、本分野の既知の方法によって測定することができるが、その中、ミルク顆粒の直径は平均100〜500nmで、1mm以上のミルク顆粒数は1%を超えてはならず、5mm以上のミルク顆粒が検出されてはいけない。] [0020] 過酸化値は2mmol/kg以下とする。] [0021] 細菌内毒素:1mL脂肪乳中に内毒素の量は0.5EU以下とする。] [0022] 本発明のレイシ胞子油脂肪乳剤は、優れた薬物活性を有し、単独又はその他薬物と混合することによって、腫瘍治療や、免疫力向上、放射線・化学療法による毒性作用を低減する薬物の調製に使用することができる。本発明のレイシ胞子油脂肪乳剤は、動・静脈注射に最適であり、レイシ胞子油が直接人体の血液に入ることができる。その最適な製剤は注射用の乳剤である。] [0023] 既存技術に比べて、本発明は次の有益な効果を有する。] [0024] 1.本発明のレイシ胞子油脂肪乳剤の活性成分が明らかで、優れた生物活性を有し、単独又はその他抗腫瘍薬物と共に応用することができ、腫瘍の治療や、身体の免疫力向上に使われており、放射線療法療や、化学療法の受けた腫瘍患者の場合、その生存の質を向上すると同時に、治療後の薬物毒・副反応を軽減することができる。] [0025] 2.本発明のレイシ胞子油脂肪乳剤は、動・静脈注射に最適であり、レイシ胞子油は直接人体の血液に入るので、効果の発生が速やかで、ほぼ完全に吸収される。] [0026] 3.本発明のレイシ胞子油注脂肪乳は安全性が高く、品質が安定しており、毒副作用が低い製品である。] [0027] 4.本発明のレイシ胞子油脂肪乳剤の原料は入手し易く、プロセスがシンプルであるので、通常な生産設備とプロセスで調製することができ、GMP認証を有する注射剤製薬メーカーにおける大規模、大量生産に適している。] [0028] 5.本発明の品質管理方法として、製剤中の1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリドとトリオレイン酸グリセリンの含有量を正確に測定することを当該製品の品質管理方法と根拠とする。この方法はシンプルで、操作性や、再現性に優れている。] [0029] 6.本発明の品質管理方法として、製剤中のエルゴステロールの含有量を正確に測定することを当該製品の品質管理方法と根拠とする。この方法は操作性や、再現性に優れており、特異性が強い。] [0030] 7.本発明の品質管理方法として、指紋図譜を利用する。この方法はシンプルで、安定で、精密度が高く、再現性が良く、マスターし易く、クロマトグラフィの全体的特徴様相からレイシ胞子油脂肪乳剤の品種と品質状況を把握することができ、レイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理と真偽鑑別のために、全く新しい方法を提供することができる。] 図面の簡単な説明 [0031] トリオレイン酸グリセリン対照品の0〜60分間の高速液体図である。 レイシ胞子油脂肪乳の0〜60分間の標準指紋図譜である。 10ロットのレイシ胞子油脂肪乳剤の0〜60分間の指紋図譜である。] 実施例 [0032] (実施例1〜6) レイシ胞子油の精製:レイシ胞子油を遠心分離し、水分を除去してから、レイシ胞子油重量の5%を占める活性炭を入れて均一に攪拌し、50℃にまで加熱して30分間保温し、遠心分離し、精細ろ過することによって、精製のレイシ胞子油が得られる。] [0033] 調製方法:窒素の通る条件の下で、乳化剤を精製レイシ胞子油の中に入れて、乳化剤が完全に溶けるまで突き砕き、50℃の定温水槽と高速分散乳化12000rpm条件の下で、オイル相をゆっくりと等張剤水溶器の中に入れて、均一にミックスする。それから、水酸化ナトリウムでpH値を6〜9に調節し、直ちに調整済みの初乳を均質機の中に入れて、均質の圧力を60MPa、均質回数を8回、均質温度を60℃に調節し、均質になってからマイクロ穴ろ過膜でろ過して、点滴瓶の中に入れて、窒素を通し、ブチルゴム栓で塞ぎ、アルミキャップで密封し、殺菌することによって、製品が得られる。調製された製品は上記各項品質検査の規定に適合し、薬典の関連製剤基準に適合している。] [0034] 上記調製方法を参照して、実施例1〜6の配合方法は表1に示されている。表1中のパーセントは重量パーセントである。] [0035] (実施例7) <レイシ胞子油脂肪乳剤中の1,2−オレイン酸−3−パルミチン酸トリグリセリド、トリオレイン酸グリセリン含有量の測定> 高速液体クロマトグラフィによる測定: クロマトグラフィ条件:オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、クロマトグラフィカラム:Kromasil C18,4.6mm×250mm,5umカラム、カラム温度:30℃、流動相:アセトニトリル:イソプロパノールの体積比は40:60で、蒸発光散乱検出器(ELSD)で測定し、流速:0.5mL/minである。理論プレート数は1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリド又はトリオレイン酸グリセリンのピーク値で計算し、いずれも2000以上である。] [0036] 対照品溶液の調製:1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリドとトリオレイン酸グリセリンの対照品をそれぞれ2.98mg、2.67mgを取って、25mLの計量フラスコの中に入れて、メタノール溶液を入れて、目盛りまで希釈し、1mL当たりにそれぞれ0.119mg、0.107mgを含有する溶液を調製することによって、対照溶液が得られる。] [0037] 試験品溶液の調製:レイシ胞子油脂肪乳剤(実施例1)1.025gを精密に取って、0.2gの無水硫酸ナトリウムを入れ、水槽にて加熱して乳剤を破裂させてから、分液漏斗の中に移す。エーテルで3回抽出する。毎度2.0mLをエーテルに合わせて、蒸発乾燥させ、流動相:アセトニトリル:イソプロパノール(40:60)で溶解させてから、100mLの計量フラスコの中に入れて、目盛りまで溶解させることによって、試験品溶液が得られる。] [0038] 測定結果:対照品溶液と試験品溶液をそれぞれ10μLずつ精密に取って、高速液体クロマトグラフィに入れて測定し、対数計算によって、結果が得られる。1g当たりの乳剤の中には、1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリドとトリオレイン酸グリセリンが、それぞれ、4.21mgと3.43mg含まれている。] [0039] この結果は、1g当たりのレイシ胞子油脂肪乳剤の中に、1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリドが2mg〜62.5mg又はトリオレイン酸グリセリンが1.6mg〜50.0mg含まれるとの仕様に適合している。] [0040] そのため、実施例1の脂肪乳剤の品質は仕様に適合している。] [0041] (実施例8) <レイシ胞子中の1,2−オレイン酸−3−パルミチン酸トリグリセリド、トリオレイン酸グリセリン含有量の測定> 高速液体クロマトグラフィによる測定: クロマトグラフィ条件:オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、クロマトグラフィカラム:Kromasil C18,4.6mm×250mm,5umカラム、カラム温度:室温、流動相:アセトニトリル:ジクロロメタン(59:41)で、蒸発光散乱検出器(ELSD)で測定し、流速:1.0mL/minである。理論プレート数は1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリド又はトリオレイン酸グリセリンのピーク値で計算し、いずれも2000以上である。] [0042] 対照品溶液の調製:1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリドとトリオレイン酸グリセリンの対照品をそれぞれ2.98mg、2.67mgを取って、25mLの計量フラスコの中に入れ、メタノール溶液を入れて、目盛りまで希釈し、1mL当たりにそれぞれ0.119mg、0.107mgを含有する溶液を調製することによって、対照溶液が得られる。] [0043] 試験品溶液の調製:レイシ胞子油脂肪乳剤(実施例2)302.45mgを精密に取って、ソックスレー抽出器の中に入れ、エーテル30mLを入れて、一夜放置し、更にエーテル50mLを入れて、水槽にて加熱して8時間抽出してから、抽出液中のエーテルを徹底に回収し、残留物を流動相:アセトニトリル:イソプロパノール(59:41)で溶解させてから、50mLの計量フラスコの中に入れて、目盛りまで溶解させることによって、試験品溶液が得られる。] [0044] 測定結果:対照品溶液と試験品溶液をそれぞれ10μLずつ精密に取って、高速液体クロマトグラフィに入れて測定し、対数計算によって、結果が得られる。1g当たりのレイシ胞子の中には、1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリドとトリオレイン酸グリセリンが、それぞれ、59.28mgと46.52mg含まれている。] [0045] この結果は、1g当たりのレイシ胞子油脂肪乳剤の中に、1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリドが2mg〜62.5mg又はトリオレイン酸グリセリンが1.6mg〜50.0mg含まれるとの仕様に適合している。] [0046] そのため、実施例2の脂肪乳剤の品質は仕様に適合している。] [0047] (実施例9) <レイシ胞子油乳剤中のエルゴステロール含有量の測定> 高速液体クロマトグラフィによる測定: クロマトグラフィ条件と波長の選択:オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、メタノールを流動相とし、測定波長を280nmとする。理論プレート数はエルゴステロールで計算し、2000以上である。] [0048] 対照品溶液の調製:適当量のエルゴステロールを取って、メタノールを入れて、1mL当たりに0.08mgを含む溶液を調製することによって、対照品溶液が得られる。] [0049] 試験品溶液の調製:レイシ胞子油脂肪乳剤(実施例1)10gを精密に取って、2gの無水硫酸ナトリウムを入れ、水槽にて加熱して乳剤を破裂させてから、分液漏斗の中に移す。エーテルで3回抽出する。毎度20mLをエーテルに合わせて、蒸発乾燥し、10mLの液油エステルで溶かして、処理済みのシリカゲルカラム(100〜200メッシュ、10g、内径15mm)上に入れてから、石油エーテル:酢酸エチル(90:10)120mLで洗浄する。洗浄液を捨て、再び石油エーテル:酢酸エチル(80:20)120mLで洗浄し、洗浄液を収集して、蒸発乾燥し、残留物をメタノール溶液で溶解させ、10mLの計量フラスコの中に移して、メタノールを目盛りまで入れ、均一に混ぜることによって、試験品溶液が得られる。] [0050] 測定結果:対照品溶液と試験品溶液をそれぞれ10μLずつ精密に取って、高速液体クロマトグラフィに入れて測定し、対数計算によって、結果が得られる。1g当たりの乳剤の中には、エルゴステロールが0.6mg含まれている。] [0051] この結果は、1g当たりのレイシ胞子油脂肪乳剤の中に、エルゴステロールが0.004〜7.5mg含まれるとの仕様に適合している。そのため、実施例1の脂肪乳剤の品質は仕様に適合している。] [0052] (実施例10) <レイシ胞子油脂肪乳剤HPLC標準指紋図譜> 参照物溶液の調製:トリオレイン酸グリセリンを参照物とし、適当量のトリオレイン酸グリセリンを取って、流動相で希釈し、1mLに0.15mgのトリオレイン酸グリセリンが含まれる溶液を調製して、参照物溶液とする。] [0053] 試験品溶液の調製:レイシ胞子油脂肪乳剤(実施例4)0.533gを精密に取って、0.2gの無水硫酸ナトリウムを入れ、水槽にて加熱して乳剤を破裂させてから、分液漏斗の中に移す。エーテルで3回抽出する。毎度2.0mLをエーテルに合わせて、蒸発乾燥させ、流動相:アセトニトリル:イソプロパノール(40:60)で溶解させてから、100mLの計量フラスコの中に入れ、目盛りまで溶解させることによって、試験品溶液が得られる。] [0054] 参照物溶液とレイシ胞子油試験品溶液をそれぞれ10μLずつ精密に取って、高速液体クロマトグラフィで測定し、60分間のクロマトグラムを記録する。図1、2、3の通りである。トリオレイン酸グリセリンのクロマトグラムピーク(Sピーク)の相対保留時間と相対ピーク面積を1として、その他クロマトグラムの相対保留時間と相対ピーク面積を算出する。] 図1 [0055] 共有ピークの確認: 10ロットのレイシ胞子乳指紋図譜の測定によって、レイシ胞子油乳の指紋図譜が得られるが、HPLCクロマトグラムとの比較によって、その共有特徴ピークを確認し、その共有特徴ピークで構成されるレイシ胞子油乳のHPLC標準指紋図譜が得られる。当該標準図譜には15個の特徴ピークがあるが、各ピークの相対保留時間の相対標準偏差RSDはいずれも2%以下である。その中、1号ピークの平均RTは0.133、RSDは0.31%で、相対ピーク面積範囲は0.10〜2.40%、2号ピークの平均RTは0.152、RSDは0.32%で、相対ピーク面積範囲は0.31〜17.51%、3号ピークの平均RTは0.239、RSDは1.18%で、相対ピーク面積範囲は0.14〜1.20%、4号ピークの平均RTは0.285、RSDは0.11%で、相対ピーク面積範囲は0.10〜2.16%、5号ピークの平均RTは0.296、RSDは0.71%で、相対ピーク面積範囲は0.19〜2.05%、6号ピークの平均RTは0.479、RSDは0.12%で、相対ピーク面積範囲は0.47〜3.56%、7号ピークの平均RTは0.608、RSDは0.11%で、相対ピーク面積範囲は1.70〜4.06%、8号ピークの平均RTは0.648、RSDは0.11%で、相対ピーク面積範囲は0.34〜1.80%、9号ピークの平均RTは0.778、RSDは0.12%で、相対ピーク面積範囲は9.54〜15.36%、10号ピークの平均RTは0.832、RSDは0.10%で、相対ピーク面積範囲は5.76〜9.43%、11号ピークのトリオレイン酸グリセリン参照ピークのRTは1.000で、相対ピーク面積範囲は22.29〜27.80%、12号ピークの平均RTは1.075、RSDは0.10%で、相対ピーク面積範囲は26.82〜37.76%、13号ピークの平均RTは1.158、RSDは0.21%で、相対ピーク面積範囲は1.31〜2.03%、14号ピークの平均RTは1.370、RSDは0.13%で、相対ピーク面積範囲は1.22〜1.72%、15号ピークの平均RTは1.479、RSDは0.15%で、相対ピーク面積範囲は0.54〜1.03%である。] [0056] (実施例11) <レイシ胞子油乳の安定性試験> 実施例4のサンプルに対して、6ヶ月の加速試験を行う。その考察条件:放置温度37℃、相対湿度90%である。(内毒素検査と無菌検査方法は、中国薬典2005年版の関連規定に従う)試験結果は表2の通りである。 試験結果から見ると、本発明の試験サンプルは、加速考察期間において、品質が基本的に安定している。] [0057] (実施例12) <レイシ胞子油乳の安全性試験> 1.モルモットを用いた能動全身アナフィラキシー試験(ASA):試験には24匹のHartleyモルモットを用い、性別と体重別でランダムに4組に分けて、組ごとにオス、メスを3匹ずつとし、その中に陰性対照組や、陽性対照組、試験物の低、高分量組を設ける。腹腔注射で投与し、投与体積は0.5mL/匹とし、1日置きに一回投与し、連続5回投与する。各組の動物はそれぞれ最後の腹腔注射後の12日目に激発する。投与体積は2.0mL/匹とし、動物の反応を観察し、アナフィラキシー反応の発生率と発生程度によって、その能動全身アナフィラキシーを判断した。その結果、陰性対照組中の1例のモルモットに排尿現象(生理性排尿と判断)が現れ、残りの5例のモルモットには異常がなかったので、陰性対照組のアナフィラキシー反応の発生率は0であった。陽性対照組のモルモットは全部死亡し、アナフィラキシー反応の発生率は100%であった。試験物の低・高分量組はそれぞれ1例のモルモットに排尿又は排便現象(生理性の排尿、排便と判断)が現れ、残りのモルモットはいずれも異常がなかったので、試験物低・高分量組のアナフィラキシー反応の発生率はいずれも0であった。ということは、本試験条件において、レイシ胞子油注射の低・高分量組(62.5、125.0mg/kg・bw)のHartleyモルモットに対する能動全身アナフィラキシー試験の結果、明らかなアナフィラキシー反応がないということを説明する。] [0058] 2.ラットを用いた受身皮膚アナフィラキシー試験(PCA):試験には24匹のSPF級SDラットを用い、性別と体重別にランダムに4組に分けて、組ごとにオス・メスを3匹ずつとし、その中に陰性対照組や、陽性対照組、試験物の低・高分量組(それぞれ125と250mg/kg・bwで、等価分量に換算して、それぞれ臨床に使用しようとする分量10gの約0.14倍と0.28倍)を設ける。腹腔注射で投与し、1日置きに一回投与し、連続5回投与する。最後に過敏にさせてから10日目に採血し、抗血清を調製する。また、SPE級SDラット24匹を取って、組分けと組の設置方法は上記抗体の調製方法と同じにし、各組動物はそれぞれ各組別の抗血清0.1mLを皮内注射し、受身過敏にさせて48時間後に激発させた。その結果、陰性対照組と試験物の低・高分量組のラットの背部皮膚には、いずれも青の斑点はなかったが、陽性対照組には明らかな青の斑点が現れていた。ということは、本試験条件において、レイシ胞子油注射乳はSDラットに対する受身皮膚アナフィラキシー試験の結果、明らかなアナフィラキシー反応がないということを説明する。] [0059] 3.ウサギ血管の刺激性試験:試験には4匹の健康なニュージーランドウサギを用い、同体左右耳の自身対比法を利用して、左側耳の縁には静脈注射で試験薬物(100mg/mL、約臨床静脈点滴に使用予定の濃度に相当)を投与し、右耳には同じ体積の0.9%の塩化ナトリウム注射液を投与して対照とし、毎日1回、連続7日間投与した。それから、最後の投与後48時間目に2匹の動物を解剖検査し、残りの2匹は最後の投与後14日目に解剖検査を行った。肉眼と顕微鏡検査の結果、薬物投与側と対照側の耳と耳縁の静脈血管及び周りの組織にはいずれも病理的変化が見られなかった。ということは、本試験の条件において、レイシ胞子油注射乳はウサギ耳縁の静脈血管及び周りの組織に対して明らかな刺激性反応がないということを説明する。] [0060] 4.ウサギ筋肉の刺激性試験:試験には4匹の健康なニュージーランドウサギを用い、同体左右側筋肉—大腿四頭筋の自身対比法を利用して、左側には試験薬物(100mg/mL、約臨床静脈点滴に使用予定の濃度に相当)を投与し、右側には同じ体積の0.9%の塩化ナトリウム注射液を投与して対照とし、1.0mL/側を1回投与した。それから、薬物投与後48時間目に2匹の動物を解剖検査し、残りの2匹は薬物投与後14日目に解剖検査を行った。肉眼観察の結果、4匹のウサギの各側注射部位の筋肉には、いずれも明らかな異常は見られなかった。顕微鏡観察の結果、薬物投与後48時間目に解剖検査した1匹の動物と14日目に解剖検査した2匹の動物の左右側注射部位の筋肉の筋肉繊維は排列がきちんとしていて、いずれも異常な変化は見られなかった。残りの1匹は薬物投与後の48時間目に、右側の局部筋肉組織に筋肉繊維の局所性軽度の変性が現れており、病巣筋肉繊維の間には大量の炎症細胞が侵入されており、左側の局部筋肉には繊維のチップ状の変性が現れ、壊死、ひいては消えており、病巣及び筋肉繊維の間には大量の炎症細胞が侵入されており、局部には少量の赤血球が現れていた。右側は陰性対照側なのに、軽度の機械性刺激があったことと、肉眼観察結果によって、左側の局部筋肉に現れた刺激も機械性の刺激である可能性がある。ということは、本試験の条件において、レイシ胞子油注射乳はウサギの大腿四頭筋に対して明らかな刺激性反応がないということを説明する。] [0061] 5.体外溶血試験:2%の赤血球懸濁液の入っている各薬液試験管に、それぞれ異なる量のレイシ胞子油注射乳(100mg/mL、約臨床静脈点滴に使用予定の濃度に相当)を入れたが、レイシ胞子油注射乳を入れた各薬液試験管は、3時間内にいずれも溶血又は赤血球凝集などの現象は見られなかった。ということは、本試験条件において、3ロットのレイシ胞子油注射乳の体外溶血試験は陰性であることを説明している。] [0062] (実施例13) <レイシ胞子油のビーグル犬への急性毒性試験> 試験には、4、6、8、12、16g/kg・bw(それぞれヒトの臨床使用量の24、36、48、72、96倍に相当)など5つの分量に設け、分量ごとに1匹のビーグル犬を使用し、1回の静脈投与を行う。試験の結果、ビーグル犬に1回投与後、その心電図や、血液学及び尿液検査には明らかな異常は見られず、血液の生化学にある程度の変化があったが、分量が大きければ大きいほど持続時間も長くなり、薬物投与量が12、16g/kg・bwになると、動物には、安静、活動減少、食欲低減などの症状が現れた。レイシ胞子油の1回静脈注射の場合、ビーグル犬に対して毒性反応のない分量は4g/kg・bwで、耐容量は16g/kg・bw以上である。] [0063] (実施例14) <レイシ胞子油注射乳iv投与のマウスH22肝癌に対する治療作用> 生長状態の良好な7〜11日のH22瘤種を選んで、マウスの右側小脇の皮下に接種し、約4.5〜5×106細胞/匹を接種する。接種後24時間経ってからランダムに幾つかの籠に分けて、静脈投与する。薬物投与期間は毎日体重を量り、第8日目に動物を殺して、瘤の重量を量り、各組の平均重量を計算して、腫瘍抑制率を算出するとともに、統計学処理(t検証)を行う。 表3のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳はマウス移植腫瘍H22(肝癌)の腫瘍生長を抑制することができる。] [0064] (実施例15) <レイシ胞子油注射乳iv投与のヒト胃腺癌SGC−7901のヌードマウス移植腫瘍に対する試験治療作用> 生長旺盛期のヒト胃腺癌SGC−7901のヌードマウス移植腫瘍の腫瘍組織を1.5mm3ほどに切って、無菌条件で、ヌードマウスの右側小脇の皮下に移植する。ヌードマウス移植腫瘍は、ノギスで移植腫瘍の直径を測定し、腫瘍が100〜300mm3にまで生長すると、ランダムに幾つかの組に分ける。腫瘍直径を測定する方法によって、試験品の抗腫瘍効果を動態観察する。腫瘍直径の測定関数は週に3回とし、毎度直径測定と同時に鼠の体重も量る。試験組の静脈投与は1日置きに1回行い、陽性対照薬はTAXを10mg/kg用い、1日置きに1回投与し、陰性対照組は同じ体積の空白乳を使う。相対腫瘍抑制率T/C(%)で薬物の腫瘍生長に対する抑制作用を評価する。 試験結果は次の通りである。 表4のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳は、ヒト胃腺癌SGC−7901ヌードマウス移植腫瘍に対して抑制作用がある。] [0065] (実施例16) <レイシ胞子油注射乳iv投与のH22担癌マウスの特異性細胞の免疫機能に対する影響> ICRマウス50匹を選んで、移植性腫瘍研究法によって、H22実体型腫瘍(無菌操作の条件んて腫瘍を取り、重量を量って、ガラス・ホモジナイザーで研磨し、均一に研磨してから無菌容器に入れて、生理食塩水で1:3の細胞懸濁液に希釈し、1匹のマウスの前肢小脇の皮下に0.2mLを接種)を接種する。翌日に体重別にランダムに5組に分けて、1組を10匹とし、メスとオスをぞれぞれ半分ずつとする。試験には、静脈注射組(20mL/kg、空白組)、レイシ胞子油注射乳剤の高・中・低分量組(1、0.5、0.25g/kg)のiv投与、Thymosin a1注射液組(0.42mg/kg)のSc投与などを設ける。Thymosin a1組は1日置きに1回投与するほか、その他各組は毎日1回投与し、合計7回投与し、投与の第1日目にマウスの腹部の毛を3×3cm2ほど除去し、薬物投与の2日目に、1%のDNFBをマウスの腹部に均一に塗る(DNFBはハーフ抗原で、皮膚タンパク質と結合してフル抗原を形成し、Tリンパ細胞を刺激してリンパ細胞の過敏反応を発生させる)。最後の投与後、30分経ってから、1%のDNFBをマウスの右耳に均一に塗って攻撃し、局部に遅発性変態反応(水腫)を発生させる。攻撃後24時間経ってから、頸椎脱臼でマウスを殺し、左右の耳を切って、パンチで直径8mmの耳チップを取り、重量を量り、左右重量の差異を膨張度とし、膨張抑制率を算出して、各組の差異を比較する。 表5のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳の高・中分量組はマウスの膨張度と膨張率を著しく向上(p<0.05)することができる。つまり、レイシ胞子油注射乳はH22担癌マウス特異性細胞の免疫機能を増強することができる。] [0066] (実施例17) <レイシ胞子油注射乳iv投与のH22担癌マウス網状内皮システム(RES)貪食機能に対する影響> 試験方法:ICRマウス50匹を選んで、H22実体型腫瘍を接種し、翌日に体重別にランダムに5組に分けて、1組に10匹とし、メスとオスをぞれぞれ半分ずつとする。試験には、静脈注射組(20mL/kg、空白乳組)、レイシ胞子油注射乳剤の高・中・低分量組(1、0.5、0.25g/kg)のiv投与、陽性対照薬Thymosin a1注射液組(0.42mg/kg)のSc投与などを設ける。Thymosin a1組は1日置きに1回投与するほか、その他各組は毎日1回投与し、合計11回投与し、最後のiv、ig投与後24時間目に、テール静脈にインディアンインク(1:3で希釈)0.1mL/10gを注射し、インク注入の1分及び5分後に定量採血管でマウスの目周り後の静脈から20μLの血を取り、直ちに2mLの0.1%Na2CO3の中に吹き入れて、680nmの所で比色分析を行い、5分後の採血が終わってから、直ちにマウスを殺し、肝臓や脾臓、胸腺などを取って重量を量り、次の計算式によって、クリンス指数K及び貪食係数α、肝臓係数と脾臓係数を算出し、得られたデータに対して統計学処理(t検証)を行う。 表6のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳は、H22担癌マウスのクリンス係数Kや貪食係数αを著しく向上することができ、H22担癌マウス網状内皮システム(RES)貪食機能を増強することができる。] [0067] (実施例18) <レイシ胞子油注射乳iv投与のH22担癌マウスシクロホスファミド(Cy)化学療法に対する毒性低減作用> 試験方法:上記規格のICRマウス60匹を選んで、H22実体型腫瘍を接種し、接種の24時間後、体重別にランダムに6組に分けて、1組に10匹とし、メスとオスをぞれぞれ半分ずつとする。試験には、空白対照組や、静脈注射対照組(20mL/kg、空白乳組)、レイシ胞子油注射乳剤の高・中・低分量組(1、0.5、0.25g/kg)のiv投与、陽性対照薬Thymosin a1注射液組(0.42mg/kg)のSc投与などを設ける。Thymosin a1組は1日置きに1回投与するほか、その他各組は毎日1回投与し、合計7回投与し、薬物投与の第4、5日目に、空白対照組を除いて、その他各組に対してip Cy(100mg/kg)を連続2日行う。薬物投与後の24時間後に動物を殺す。殺す前の体重を量り、目周り静脈血を取って、顕微鏡で外周白血球総数を測定すると同時に、片側の完全な大腿骨を取って、それぞれ骨髄中の有核細胞数を測定し、胸腺と脾臓を取って重量を量り、胸腺・脾臓の臓器係数を算出するとともに、統計学処理(t検証)を行う。] [0068] 試験結果:結果から見ると、H22担癌空白対照組に比べて、空白乳+Cyモデル(100mg/kg、ip)組の外周白血球・骨髄有核細胞数、胸腺係数及び脾臓係数は明らかに下降(p<0.01)していた。シクロホスファミド(Cy)モデルに比べて、レイシ胞子注射乳剤の高分量組及びThymosin a1注射液組は、Cyによって生じるH22担癌マウス外周白血球、骨髄有核細胞数、胸腺係数及び脾臓係数下降に対して、いずれも著しい抵抗作用を示した(p<0.05、p<0.01)。表7の結果を参照。 表7のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳は、H22担癌マウスのシクロホスファミド(Cy)化学療法に対して、毒性低減作用を有する。] [0069] (実施例19) <レイシ胞子油注射乳iv投与の正常マウスの化学療法(Cy)に対する毒性低減作用> 試験方法:上記規格のICRマウス60匹を選んで、体重別にランダムに6組に分けて、1組に10匹とし、メスとオスをぞれぞれ半分ずつとする。試験には、空白対照組、静脈注射対照組(20mL/kg、空白乳組)、レイシ胞子油注射乳剤の高・中・低分量組(1、0.5、0.25g/kg)のiv投与、陽性対照薬Thymosin a1注射液組(0.42mg/kg)のSc投与などを設ける。Thymosin a1組は1日置きに1回投与するほか、その他各組は毎日1回投与し、合計7回投与し、薬物投与の第4、5日目に、空白対照組を除いて、その他各組に対してip Cy(100mg/kg)を連続2日行う。薬物投与後の24時間後に動物を殺す。殺す前の体重を量り、目周り静脈血を取って、顕微鏡で外周白血球総数を測定すると同時に、片側の完全な大腿骨を取って、それぞれ骨髄中の有核細胞数を測定し、胸腺と脾臓を取って重量を量り、胸腺・脾臓の臓器係数を算出するとともに、統計学処理(t検証)を行う。] [0070] 試験結果:結果から見ると、空白乳+Cyモデル(100mg/kg、ip)組の外周白血球・骨髄有核細胞数、胸腺係数及び脾臓係数は明らかに下降(p<0.01)していた。空白乳+Cy組に比べて、レイシ胞子注射乳剤の高分量組及びThymosin a1注射液組は、Cyによって生じる正常なマウス外周白血球、骨髄有核細胞数、胸腺係数及び脾臓係数下降に対して、いずれも著しい抵抗作用を示した(p<0.05)。レイシ胞子油注射乳中の分量組は、Cyによって生じる正常なマウス骨髄有核細胞数と脾臓係数下降に対して、著しい抵抗作用を示した(p<0.05)。表8の結果を参照。 表8のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳は、正常マウスシクロホスファミド(Cy)化学療法に対して、毒性低減作用を有する。] [0071] (実施例20) <レイシ胞子油注射乳iv投与のH22担癌マウスの60Co放射線療法に対する毒性低減作用> 試験方法:上記規格のICRマウス60匹を選んで、移植性腫瘍研究法によって、H22実体型腫瘍を接種し、接種の24時間後、空白組の10匹を除き、その他50匹のマウスに対して60Co照射を行う。その照射量は500radとする。60Co照射後は体重別にランダムに5組に分けて、1組に10匹とし、メスとオスをぞれぞれ半分ずつとする。試験には、空白対照組、静脈注射対照組(20mL/kg、空白乳組)、レイシ胞子油注射乳剤の高・中・低分量組(1、0.5、0.25g/kg)のiv投与、陽性対照薬Thymosin a1注射液組(0.42mg/kg)のSc投与などを設ける。各組の動物は接種後24時間経ってから薬物を投与する。Thymosin a1組は1日置きに1回投与するほか、その他各組は毎日1回投与し、合計7回投与し、薬物投与後の24時間後に動物を殺す。殺す前の体重を量り、目周り静脈血を取って、顕微鏡で外周白血球総数を測定すると同時に、脾臓と胸腺及び片側の完全な大腿骨を取って、それぞれ骨髄中の有核細胞数を測定し、脾臓と胸腺の重量を量り、脾臓係数と胸腺係数を算出するとともに、統計学処理(t検証)を行う。] [0072] 試験結果:結果から見ると、H22担癌空白対照組に比べて、空白乳+60Coモデル(500rad)組の外周白血球・骨髄有核細胞数、胸腺係数及び脾臓係数が明らかに下降(p<0.01)していた。60Coモデル組に比べて、Thymosin a1注射液組は、60Coによって生じるH22担癌マウス外周白血球、骨髄有核細胞数、脾臓と胸腺係数の下降に対して、著しい抵抗作用を示した(p<0.05)。また、レイシ胞子油注射乳iv投与の高分量組は60Coによって生じるH22担癌マウス外周白血球数、骨髄有核細胞数と脾臓係数の下降に対して、著しい抵抗作用を示した(p<0.05)。そして、レイシ胞子油注射乳iv投与の中分量組は60Coによって生じるH22担癌マウス外周白血球数の下降に対して、著しい抵抗作用を示した(p<0.05)。表9の結果を参照。 表9のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳iv投与は、H22担癌マウスの60Co放射線療法に対して、毒性低減作用を有する。] [0073] (実施例21) <レイシ胞子油注射乳iv投与の正常マウスの60Co放射線療法に対する毒性低減作用> 試験方法:上記規格のICRマウス60匹を選んで、空白組の10匹を除いて、その他50匹のマウスに対して60Co照射を行う。その照射量は500radとする。60Co照射後は体重別にランダムに5組に分けて、1組に10匹とし、メスとオスをぞれぞれ半分ずつとする。試験には、空白対照組、静脈注射対照組(20mL/kg、空白乳)、レイシ胞子油注射乳剤の高・中・低分量組(1、0.5、0.25g/kg)のiv投与、陽性対照薬Thymosin a1注射液組(0.42mg/kg)のSc投与などを設ける。各組の動物は接種後24時間経ってから、薬物を投与する。Thymosin a1組は1日置きに1回投与するほか、その他各組は毎日1回投与し、合計7回投与し、薬物投与後の24時間後に動物を殺す。殺す前の体重を量り、目周り静脈血を取って、顕微鏡で外周白血球総数を測定すると同時に、脾臓と胸腺及び片側の完全な大腿骨を取って、それぞれ骨髄中の有核細胞数を測定し、胸腺と脾臓の重量を量り、脾臓指数と胸腺係数を算出するとともに、統計学処理(t検証)を行う。] [0074] 試験結果:結果から見ると、空白対照組に比べて、空白乳+60Coモデル(500rad)組の外周白血球・骨髄有核細胞数、胸腺係数及び脾臓係数は明らかに下降(p<0.01)していた。60Coモデル組に比べて、Thymosin a1注射液組は、60Coによって生じる正常マウス外周白血球、骨髄有核細胞数、脾臓と胸腺係数の下降に対して、著しい抵抗作用を示した(p<0.05)。また、レイシ胞子油注射乳iv投与の高分量組は60Coによって生じる正常マウス外周白血球数、骨髄有核細胞数と脾臓係数の下降に対して、著しい抵抗作用を示した(p<0.05)。表10の結果を参照。 表10のデータから見ると、レイシ胞子油注射乳iv投与は、正常マウスの60Co放射線療法に対して、毒性低減作用を有する。]
权利要求:
請求項1 重量パーセント2〜25%の精製レイシ胞子油と、重量パーセント0.5〜10%の乳化剤と、重量パーセント0.2〜5%の等張剤と、残りの重量パーセントの水とから構成され、pH値が6〜9であることを特徴とするレイシ胞子油脂肪乳剤。 請求項2 請求項1に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤において、前記精製レイシ胞子油は、抽出後のレイシ胞子油を遠心分離して水分を除去し、レイシ胞子油重量の0.5〜10%を占める吸着剤を入れて均一に攪拌してから40〜70℃に加熱し、20〜40分間保温し、遠心分離および精細ろ過することによって得られ、前記吸着剤は、活性炭、シリカゲル、中性酸化アルミ、珪藻土、白土のうちの一種又は数種の混合物からなることを特徴とするレイシ胞子油脂肪乳剤。 請求項3 請求項1に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤において、前記乳化剤は、大豆レシチン、卵黄レシチン、プルロニック、ポリグリセリンパルミチン酸ジオール、アルギン酸塩のうちの一種又は数種の混合物からなることを特徴とするレイシ胞子油脂肪乳剤。 請求項4 請求項1に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤において、前記等張剤は、グリセリン、ブドウ糖、マニトール、麦芽糖、ソルビトールのうちの一種又は数種の混合物からなることを特徴とするレイシ胞子油脂肪乳剤。 請求項5 請求項1に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理方法であって、高速液体クロマトグラフィで、レイシ胞子油脂肪乳剤製品中の1,2−オレイン酸−3−パルミチン酸トリグリセリド又はトリオレイン酸グリセリンの含有量を測定し、レイシ胞子油脂肪乳剤1g当たり、2mg〜62.5mgの1,2−オレイン酸−3−パルミチン酸トリグリセリド又は1.6mg〜50.0mgのトリオレイン酸グリセリンが含まれることを検査し、前記高速液体クロマトグラフィの条件は、オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、アセトニトリル、イソプロパノール、ジクロロメタンのうちの二種又は三種の溶剤を任意の比例に混合した2元又は3元の混合液を流動相とし、流動相の流速は0.5〜2.0mL/minとし、蒸発光散乱検出器又は示差屈折率検出器で測定し、1,2—オレイン酸—3—パルミチン酸トリグリセリド又はトリオレイン酸グリセリンのピーク値によって算出される理論プレート数がいずれも2000以上であり、クロマトグラフィカラムの温度は10〜50℃とすることを特徴とするレイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理方法。 請求項6 請求項1に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理方法であって、高速液体クロマトグラフィでレイシ胞子油脂肪乳剤製品中のエルゴステロールの含有量を測定し、レイシ胞子油脂肪乳剤1g当たり、0.04mg〜7.5mgのエルゴステロールが含まれることを検査し、前記高速液体クロマトグラフィの条件は、オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、メタノール、エタノール、アセトニトリル、メタノール水溶液、エタノール水溶液又はアセトニトリル水溶液を流動相にするか、或いはメタノール、エタノール、アセトニトリルと水の3元又は4元の混合液を流動相にするか、若しくはテトラヒドロフランと水の体積比75:25の混合液を流動相にし、測定波長は280±2nmとし、エルゴステロールのピーク値によって算出される理論プレート数が2000以上であることを特徴とするレイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理方法。 請求項7 請求項1に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理方法であって、高速液体クロマトグラフィを使って、複数ロットのレイシ胞子油脂肪乳剤製品のクロマトグラムを比較することによって、共同の特徴ピークで構成されるレイシ胞子油脂肪乳剤の標準指紋図譜を作成することを特徴とするレイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理方法。 請求項8 請求項7に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤の品質管理方法で作成される標準指紋図譜であって、前記高速液体クロマトグラフィの条件は、クロマトグラフィカラムは、オクタデシル結合となるシリカゲルを充填剤とし、流動相はアセトニトリルとイソプロパノールの体積比53:47の混合液であり、参照物としてトリオレイン酸グリセリンを対照品として蒸発光散乱検出器で測定し、レイシ胞子油脂肪乳剤の指紋図譜に含まれる合計15のピークのうち、総ピーク面積の5%を超える4個の指紋ピークについて、トリオレイン酸グリセリンのクロマトグラムピークの相対保留時間を1としてその他のクロマトグラムピークの相対保留時間を算出するとともに、相対ピーク面積を計算し、4個の指紋ピークは、それぞれ、9号ピークの平均相対保留時間RTは0.778で、相対ピーク面積範囲は9.54〜15.36%であり、10号ピークの平均相対保留時間RTは0.832で、相対ピーク面積範囲は5.76〜9.43%であり、11号ピークの平均相対保留時間RTは1.000で、相対ピーク面積範囲は22.29〜27.80%であり、12号ピークの平均相対保留時間RTは1.075で、相対ピーク面積範囲は26.82〜37.76%であることを特徴とする標準指紋図譜。 請求項9 請求項1に記載のレイシ胞子油脂肪乳剤を薬物調整に応用する応用方法であって、調整される薬物は、腫瘍治療に用いられ、又は免疫力向上作用もしくは放射線化学療法に対する毒性低減作用を有する薬物であることを特徴とする薬物調製への応用方法。 請求項10 請求項9に記載の薬物調製への応用方法において、前記薬物の製剤は注射乳剤であることを特徴とする薬物調製への応用方法。
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引用文献:
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2013-02-12| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130208 | 2013-07-01| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130628 |
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